青山・まだらめクリニック 東京都港区 | 自律神経免疫治療 統合医療漢方内科 慢性疲労症候群 線維筋痛症 青山・まだらめクリニック 東京都港区 | 自律神経免疫治療 統合医療漢方内科 慢性疲労症候群 線維筋痛症

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これから受診される患者さんへ

通常の西洋医学で対応しきれない病気・病態に対し、ヒトが本来持っている自然治癒力を引き出し高める治療を行っております。

人は病気になってしまう必然性を有している一方で、病気を治すシステムを有しております。そのシステムの実力をいかんなく発揮させることが出来れば、病態を改善の方向に持っていくことが可能になります。癌であれ、他の病気であれ、その全てを治すということは不可能かもしれません。しかし、治療により、過ごす時間を快適にする事(=QOLを高める事)は難しいことではないと私は思っています。
そして、その快適な時間の過ごし方の先に、改善という光もまたあります。希望を持って諦めないで頂きたいし、そのお手伝いをさせて頂ければと思っています。

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コロナ後遺症の対策

先日疲労学会が開催されました。慢性疲労症候群を専門にしている医師でもコロナ後遺症に関してはお手上げの状態であることが明らかになりました。しかし、それは通常の薬物治療をしている医師の場合です。B-spotはある程度効果的ですが、全快する方がいる反面著効しない場合があることや効果が頭打ちになることがあります。

当クリニックでは慢性疲労症候群の治療を30年続けており、高い治癒率があります。薬物治療ではなく、物理的な刺激を中心とした治療法です。具体的にはヤケドの心配がほぼない綿花を利用した間接灸で治療しております。かつては注射の針を利用して伝統医学の言葉では刺絡という治療でした。その当時で慢性疲労症候群の治癒率は42%でしたが、治療法を変えたら治癒率は60%に向上し、治癒までの期間が短縮されました。前述の疲労学会ではコロナ後遺症が急速に改善した症例をまとめて発表してきました。

慢性疲労症候群の治療経験からコロナ後遺症の治療には日常生活を種々の点から見直す必要があることがわかっております。あまりにも当たり前なことばかりですが、実際の患者さんを診察すると改善する必要が多いのがわかります。うまくすると日常生活を改善するだけで疲労倦怠感が軽減することが多いので疎かにしてはいけないことが判ります。コロナ後遺症の患者さんは疲労倦怠感が著しい、あるいは遠方のため受診できないことも多いのが現実です。その対策として、リモートで対応します。一部ではZOOM会議を併用する形で対応します。患者さん本人だけではなく、ご家族ご一緒の参加を期待します。

週に3回自費診療のワクでコロナ後遺症外来を設置しました。クロンというリモート診療の会社のソフトを使用しております。クロン施設コード:0af0が当クリニックのIDになりますので、こちらのIDにてご予約ください。費用は税込で13,200円に、クロン使用料330円を加え、計13,530円必要になります。

コロナ後遺症で困るのは一般の社会人は仕事が続けられない可能性があることです。中学生や高校生では勉強ができないことが問題になります。長引けば長引くほど治りにくくなります。早めの受診をお勧めします。

身体の冷え

身体の冷えは、自分ではなかなか気がつかない症状です。何しろ長年の経過の上で出来上がった身体の特徴だから気がつかないのです。図は難治疾患として知られている慢性疲労症候群と線維筋痛症を合併している患者さんの身体の冷えている部位を示しております。意外とお腹は温かい方が多いのですが、臀部・大腿部・上腕伸筋側・三角筋は冷たいのです。このような部位を十分に加熱・保温すると疲労倦怠感や痛みは軽減してきます。癌などの悪性腫瘍でも同じ部位が冷えていることが判明しております。

ご自身が冷えているかを知らないと治療になりません。そこは診断が必要になりますが、一般的には触診の際に臀部や大腿部までは触診しません。従って見逃している可能性が高いのです。身体の冷えを見逃すと、治せる病気も治らなくなります。


爪もみ10分後の体表面温度変化

十分に身体を加熱・保温するとわずか10日間で痛みや疲労倦怠感が改善します。 お湯かえの頻度が少ないと改善しません。また、湯たんぽではなく電化製品での加熱でも効果がありませんでした。身体に入る熱量が少ないと効果がでないという結果でした。


爪もみ10分後の体表面温度変化

病気の原因:「自律神経の乱れ」

自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。体の活動時に活発になる交感神経と、安静時に活発になる副交感神経があり、その2つのバランスが崩れた状態が「自律神経の乱れ」です。これは代謝を低下させる為、身体機能が低下して病気に罹りやすくなります。不規則な生活リズムやストレスによって自律神経の働きが乱れると、疲労倦怠感・不眠・頭痛・肩こり・腰痛・目の重苦しさ・冷え・のぼせ・動悸・イライラ・焦燥感・不安感など肉体的精神的に様々な不調が現われます。当クリニックではこの自律神経の乱れの改善を治療の目標にしております。

ストレスが多い

自律神経が乱れる

動脈が収縮し、血行が悪くなる

内臓の機能が低下

代謝が低下

エネルギー不足

病気になる

治療の目的:「自律神経の乱れ」を改善させるために

自律神経の乱れた状態の多くは交感神経が過剰に優位になった状態です。この状態が長く続くことで動脈が収縮し、血液の流れが悪い状態となります。血液は全身に酸素や栄養を届け、老廃物を回収する働きがあります。血液の流れが滞ると病気になりやすくなり、治り難くなる原因の一つとなります。血液の流れがスムースになるように、次の4つの治療手段を活用して治療を行います。目標は今よりも副交感神経を優位な状態にし、自律神経のバランスを正常に戻すことです。

治療手段

伝統的な東洋医学の治療手段である針・灸治療を活用して、自然治癒力を最大限引き出す方法を見出しております。

① 綿花を利用する班目(まだらめ)式間接灸(当クリニック独自の方法)
② 皮膚表面を刺激する刺絡(しらく)
③ 湯たんぽで身体を加熱・保温
④ 気診治療

診療科目

統合医療・内科*・漢方内科*
統合医療は、自費診療となっております。
(*保険診療も行っております。お気軽にご相談下さい。)
完全予約制でお待たせしないようにしております。

診療費

初診料:30分 13,200円(税込)
再診以降:30分 26,400円(税込)
病状によってはもっと長時間の治療をすることもあります。応相談。
クレジットカード:VISA・MASTER・セゾンカードの取り扱いがあります。
治療を急ぐ必要がある場合には応相談。

簡単な治療もご用意してあります。
綿花を利用した班目式間接灸は、他に類を見ない効果があります。
長期間の治療は受けるつもりはないが、試しに治療を受けてみたいという要望にお応えして以下の治療コースを用意しました。

目に特化したお灸コース:3回で20,000円(税込)
緑内障で眼圧が高くなり、全身的にステロイドの投与が必要となった患者さんが3日間の目のお灸で眼圧が正常化し、入院治療が不要になったケースがあります。白内障の前駆症状とされる飛蚊症が治ったケースもあります。さらにパソコン作業が長く続き、目がしょぼしょぼする・夕方になると目が霞む・こめかみの重苦しさ・頭が重い・頭痛が辛いというような方にお勧めです。

肩こり・首こりが辛い方に特化したコース:3回で20,000円(税込)
肩こり・首こりに限らず、熟睡しにくい方・便秘や下痢あるいは便秘と下痢を繰り返す交替性便通異常の方・新型コロナウイルス感染症後遺症(long covid)によくみられるbrain fogに苦しむ方にお勧めします。

どちらも着替える必要はありません。3回の通院コースとなります。いずれも所要時間は1回につき15分間。1回目にしっかりと治療して効果を実感していただきます。2回目にお灸のやり方を指導し、治療に必要なモグサなどを差し上げます。3回目にうまく出来ているか、確認します。自分自身の健康が守れる手段を持ちませんか?

帯状疱疹ワクチン接種

当クリニックでは帯状疱疹ワクチンの接種が可能です。(予約制)
水痘にかかったことのある方の帯状疱疹の予防効果が認められています。
50歳以上の方は接種可能ですので、接種をお勧めします。

帯状疱疹とは
体の一部にピリピリした痛みが出現して、その後に水ぶくれを伴う赤黒色の皮疹が出る病気です。皮疹が出る前に痛みが出るのが特徴です。皮疹が治った後にも病気の原因であるウイルスが神経に潜んでおり、免疫機能が低下した時に再発する可能性があります。不幸にして頭部や顔面に帯状疱疹が発症すると視力低下・めまい・耳鳴りなどの重篤な後遺症が出る可能性があります。帯状疱疹が治った後に長期に渡り痛みが残ることがあり、帯状疱疹後後遺症(P H N)と呼ばれております。50歳以上で帯状疱疹に罹患した場合には20%の方がこの帯状疱疹後後遺症(P H N)に苦しめられると言われております。

帯状疱疹ワクチンであるシングリックスは50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%の予防効果が確認されています。ワクチン接種は、帯状疱疹にかかったことがある方にもすすめられています。現在その効果は少なくとも9年間以上、持続すると考えられています。しかも、帯状疱疹後疼痛(P H N)についても、50歳以上で100%、70歳以上で85.5%の予防効果があります。帯状疱疹ワクチンは発売後まもなく海外で多くの方が接種を希望したために、品薄状態が続いていましたが、やっと日本にもワクチンが入ってきました。

50歳以上であればワクチン接種を受けることができます。
もっと早くワクチン接種を受けていればよかった......
あなたはそうならないために、帯状疱疹ワクチン

1回目:2万円(税込み)
2回目:2万円(税込み)

(1回目と2回目は8週間の間隔をとります)

自家がんワクチン

かつての癌の治療法はいわゆる三大療法、つまり手術・放射線・抗癌剤しかありませんでした。最近になり免疫治療が注目を浴びる状況になってきております。 安保徹先生の功績ですが、自律神経と免疫の関係が明確になって自律神経を整えると癌の治療になることが明らかになりました。 そのため、体調を整えることが即癌治療になることが判明してきたのです。

自律神経が整う、つまり体調がいい状態を維持すると免疫機能が高まります。手術後に頑張って抗癌剤の治療を受けても副作用で大変な思いをする患者さんが多いのです。 このような状況では白血球の中身のリンパ球が少ない状態が続いています。従って、抗癌剤そのものの効果が出ないだろうと推測される状態での頑張りなのです。 冷たい言い方になりますが、無駄な努力なのです。

抗癌剤そのものが癌細胞を攻撃するのではありません。 癌細胞に穴をあけ、癌細胞を破壊する酵素を注入するのがリンパ球の働きなのです。 つまりリンパ球の数が少ない時に無理して抗癌剤を使っても効果は乏しいのです。

リンパ球の数そのものは癌が進行すると少なくなるのです。 血液学の教科書にはリンパ球の数を増やす方法は載っていません。 しかし、自律神経を整えるようにするとリンパ球は増えます。

リンパ球の数が1,000個未満の場合にはリンパ球減少症という病名がつきます。このように極端にリンパ球が少ない場合でも、湯たんぽを活用して身体をしっかりと温めるとリンパ球が増えます。 このような状態(リンパ球が2,000個程度を指します)で抗がん剤の治療を受ければ、副作用がほとんどなく大きな効果が得られます。

自律神経と免疫機能、特にリンパ球の関係が密接なので、自律神経の状態を整えて免疫機能を改善させるような治療法を自律神経免疫治療と呼びます。 この治療法は癌に限らず、多くの病気治療に効果的です。

しかし、癌治療に関しては問題点がありました。 自律神経免疫治療では癌に対する特異的免疫機能を高めることはできなかったのです。 全般的な免疫機能を高めることはできたのです。 つまり癌に対しては非特異的免疫機能を高めることしかできませんでした。 それでも相当の効果があります。 この自律神経免疫治療に加え、特異的免疫機能を高めることができれば、まさに鬼に金棒の治療になることでしょう。

そんな治療法があったのです。

自律神経免疫治療は癌に対しても免疫機能を高めますが、あくまでも非特異的免疫機能を高める治療法です。 できれば癌そのものに対する特異的に免疫機能を高めることができれば、まさに鬼に金棒の治療になると考えられます。

そこで自家がんワクチンという治療がまさに鬼に金棒の、金棒に相当する治療法なのです。 手術などで採取した癌組織からワクチンを作ります。 それを注射するのです。 この治療法は脳腫瘍では、治療法がなくなってしまったとされる病態でも極めて高い効果を示しております。脳腫瘍では治療法が限られておりますので、多施設での研究が進められております。これから多くのエビデンスが出てくるのは間違いないでしょう。

日本臨床腫瘍学会が編集しているがん免疫療法ガイドライン第3版では、自家がんワクチンは肝癌に対して高いエビデンスを有するとして、紹介されております。臨床的にはその他の病気でも、肝癌と同様に高い効果が出ております。しかし、まだ症例数が少ないことや、論文化されていないことから厳密にはエビデンスを有するとはいえない状況ではあります。しかし、それも時間の問題で解決されると考えられます。

自家がんワクチンの効果がなかった症例を検討すると、自家がんワクチン投与前にはリンパ球の数が少ないことが判明しております。リンパ球減少症(リンパ球の数が1,000個/μ?未満)の範疇に入るような状況では、自家がんワクチンでも効果は出ておりません。 このような自家がんワクチンの効果が期待できない場合には、予め自律神経免疫治療を行って、リンパ球を増やしてから自家がんワクチンを接種すると効果的と考えられます。 実際にこのような順番で治療すると、通常の自家がんワクチン接種よりは腫瘍の縮小が早く観察されることを発見しました。

どんな治療法でも限界があります。 限界があっても、それを乗り越える工夫をするのは当然のことです。 しかもそれはすでに明らかになっている限界突破法です。 自律神経免疫治療と自家がんワクチンを併用することはこういった理由で、鬼に金棒の治療と考えております。

通常の医療機関で治療法がない!
と言われても「まだ出来る事があります」

現代医療における治療の代表は薬物治療ですが、当クリニックでは現代医療とは異なるアプローチで病気・病態の治療を行います。
これまで、末期的状態にある癌の患者さんや慢性疲労症候群や線維筋痛症の患者さん、関節リウマチをはじめとする自己免疫性疾患・アトピー性皮膚炎の患者さんなどを多く治療してきました。例えば癌に関して言えば、早期癌には手術は優れた治療法であることには異論はありません。しかし、再発転移の予防は手術や化学療法だけで不十分で、癌を作り出す体質そのものを改善させる必要があります。末期的な状態の癌患者さんでも、癌そのものを治すことは難しくとも、今よりもQOLの高い生活ができるように治療します。難病と言われる慢性疲労症候群や線維筋痛症は治る病気です。しっかり治療すれば改善し、やがて治っております。

治療の成否を決めるもの:生活習慣の徹底改善

当クリニックでは、生活習慣の改善についてもアドバイスを行います。
日常生活の中で、気づかないうちに身体に悪いことをしてしまうことは多々あります。例えば、ごはんをよく噛まないで食べてしまうのが、そう。指摘されないと気づかないものが大半ですから、それに気づいて頂き、変えていく事が必要になります。生活の質そのものを変えない限り、いかなる治療を行ったところで希望した効果は現れにくいのです。
これまでの生活習慣を変えるということは簡単なようで、非常に難しい事です。一言で言えば、生活習慣の改善。これを徹底出来るか否かで、治療の効果にも格段の差が出てきます。

当クリニックを受診している患者さん:
このような患者さんが多いです

  • 癌をはじめとする悪性腫瘍:なかでも前立腺癌・乳癌の患者さんが多いです。
  • 線維筋痛症・慢性疲労症候群:どちらも難病ですが、治る病気です。
  • 新型コロナウイルス感染症後遺症(long covid-19):慢性疲労症候群によく似た症状をとります。Brain fogに悩む方が多いですが、急速に改善する例が増えております。早く治療を開始すると改善する可能性が高くなりです。
  • 潰瘍性大腸炎・クローン病:下血をはじめとする症状改善・ステロイド減薬中止を目的とする患者さんが多いです。
  • アトピー性皮膚炎:ステロイド治療を止めたい患者さんが多いです。
  • 関節リウマチなどの自己免疫疾患:ステロイド治療を止めたい患者さんが多いです。
  • 頭痛をはじめとする痛みを訴える患者さん(変形性頚椎症・変形性脊椎症・変形性膝関節症・バネ指・テニス肘など):鎮痛剤を止めたい患者さんが多いです。
  • うつ病・不眠:向精神薬や睡眠導入剤などを止めたい患者さんが多いです。
  • 緑内障・白内障などの目の病気:眼科の治療で効果を実感できない患者さんが多いです。目のお灸が効果的です。眼圧が正常化、飛蚊症が改善などの効果があります。
  • 更年期障害:冷え・のぼせ・肩こり・イライラ・不眠を訴える患者さんが多いです。イライラだけは治したいとおっしゃる患者さんが多いです。
  • 花粉症:癌や慢性疲労症候群などの原疾患の随伴症状としての花粉症が多いです。目・鼻のお灸で症状は改善します。その後もお灸を続けると年々軽快し、治癒例も多いです。
  • パーキンソン病・多系統萎縮症:神経の変性疾患の患者さんでは効果的な治療法を求めて受診することが多いです。ご家族の助けがあると劇的に改善することもあります。
  • 高血圧症:色々な病気のリスクを高める病気です。降圧剤を止めたい患者さんが多いです。
    他の病院などで治療を受けているものの、経過が芳しくないと考えている患者さんも受診しております。